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真蛸釣り 焼けたケーソン 着地では

   8月30日  木曜日




                 近隣のタイドグラフ


 本日、大潮。

タイドグラフでは、6:17が、上げどまりの予定だったが、

実際は、この時刻は、まだ、だらだらと緩やかな上げ潮の流れだった。

 



                 現地の天気予報 


 天気予報は、おおむね、晴れで合っていた。

10時過ぎくらいまでは、雲もあって、風が少々で、

過ごしやすかった。




 11時過ぎて、風もなくなり、

湿度も高く、蒸し暑いことこの上なしでした。

直射日光に照らされて、熱中症にならないよう、気を付けた。





                 防波堤   6:09


 防波堤に到着した(6:09)。

今日は、いつになく人が多い。

常連の蛸つリマン、サビキのアジ狙い、ルアーの青物狙い、エギでの新子のアオリイカ狙い、様々だった。




                 朝の海 ①   6:32


                 朝の海  ②  6:32 


 朝の海は、穏やかな凪状態。

空も雲って太陽が顔を見せぬ。

この状態で、風もあって、さわやかだ。




 竿を出した。

私を含めて、タコ釣りマンが4名、後からプラス1。

海は、だらだら流れて上げ潮だ。





 いつもの場所は、ルアーマンがいる。

なので、左端に場所を定めた。

投げた仕掛けは、右へ流れる。




 ここは、上げ潮の時、よく根掛かりするところなので、

仕掛けを入れる場所を注意して選んだ。

それでも根掛かりする。




 竿を左右にしゃくったり、

道糸を張ったり緩めたりして、

何とか仕掛けを救い出した。




 だらだらの上げ潮も、8:30頃止まった。

しばらくの潮間帯が終われば、下げ潮に変わる。

潮の流れ肇が絶好のチャンスなのに、ルアーマンはまだそこにいる。




 下げ潮は、沖防波堤の方向に流れるので、

仕掛けも沖防波堤の右側に投げ入れる。

蛸のあたり、全然、ありません。




 ルアーマンが、竿をしまいやめて帰ったので、そこへ位置した。

右側の位置に立って、130度の方向に仕掛けを投げる。

飛距離は70~80mくらい。




 外海は、沖防波堤の方向に、早い流れ。

この防波堤に平行に流れている。

仕掛けは、半径70~80mの円周上を沖防波堤の方向に動く。




 蛸のあたりがなくて、沖防波堤の右側に仕掛けが来たら、

今度は、手前へ仕掛けをサビいてくる。

これで蛸が乗らなければ、以上の動作を繰り返す。




 手前へサビいてくるときによく根掛かりをする。

その時は、流れに沿って、道糸を20~30m余分に出す。

道糸が張ったら流れの反対方向に竿を思いきりしゃくる。  




 すると、仕掛けに潮の流れの方向に沿って力が働き、

仕掛けがたいてい外れる。

外れなければ、直接、道糸を引っ張る。運良く、切れずに外れた。




                 真蛸  10:09


 長い間、何のあたりもないまま時間が過ぎた。

沖防波堤から手前へサビいて来る時に仕掛けが止まった。10:09。

蛸からのサインかもしれないと思って、慎重に探った。




 竿を左右に動かしたり、道糸を張ったり緩めたりしてみたが、

仕掛けは動かない。

あと考えられるのは、根掛かりだけだ。




 そんなことを考えても仕方ないので、

蛸と信じて両手で思いきり竿をしゃくった。

その瞬間、竿にがくんと反動が来て、蛸は海底からはがされた。




 わずかな時間差で、蛸が宙ぶらりんになっているところへ、

手がリールを巻き始める。

最初、リールは軽く巻けるが、すぐ、負荷がかかって、ググっと重くなる。




 蛸がかかったのを確信する瞬間だ

ひたすら重いリールを巻く。

海中から、蛸の姿が見えると、『おお、やっと蛸が来た。あきらめなくてよかったな。』とギャラリーの一人。




 そして、海面に浮上して、蛸が手をこまねいて潮を吹いている。

そばで餌なし、投げサビキをして、小鯵を釣っていたサビキマンが

『どうします、タモを使うか、ぶりあげるか』と気遣ってくれた。




 私は「ありがとう、ぶりあげます」とこたえた。

仕掛けが、うまくかかっているのと大きさが大丈夫だ、と判断してから

ぶりあげた。蛸は海面から中空をダイブして、ケーソンの上に着地した。10:09。




          真蛸の重さ  10:10


 真蛸体重測定;800g

今日、唯一のあたりをものにした。

そのうれしいこと。




 これで釣りに来た甲斐があったというものです。

あとは気楽に釣りを楽しめばいいだけだ。

とはいうものの、それっきり、あたりがない。




 この時から、太陽がガンガン照り、

風もなく、蒸し暑いことこの上なしです。

何度も凍らせたペットボトルの水を飲んで暑さをしのんだ。




 やはり、直射日光の下、まだ、夏なんだと、思い知りました。

あまりに暑いので、置き竿にして、白灯台の陰に逃げこんだ。

この影があるからこそ、ここで釣りができるんだなと。




 投げた仕掛けをサビいていると、あちこちで根掛かり。

その都度、潮の流れに道糸を載せて、しゃくって、ことなきを得た。

どこに投げても根掛かりをする。困ったものだ。




 隣で釣っていたタコ釣りマンは、自転車のサドルを上げていた。

こんなところに、人工物が投げ捨てられているなんて。

とにかくいろんな人工物が放り込まれている。




 あまりの暑さで、灯台の陰で、コンビニ弁当を広げて昼食。

この昼食が、アウトドアなのだろう、おいしいこと。

釣りに来るもう一つの楽しみですね。




 地元人がいろんなことを教えてくれる。

「仕掛けを入れていると、テンションがん掛かったので、少し、道糸にテンションをかけるとふわっと放し、

仕掛けを放っておくとまたテンションがかかるので、道糸にテンションをかけると、またふわっと放してしまう。




 それを繰り返す、ことが多かった。

早く乗れよ、とじれったく思いながら、ずーっと待ったら、やっと乗ったので、

しゃくって取り込んだら、意外と大きなタコだったことが何度かあります。」といった。




 『そんな蛸は食い気がないから、仕掛けを手一本で抑えて遊んでいるんだ。

だから、仕掛けをしゃくっても、手をずるずると引っ張って、仕掛けにかからないんだ。

もう一つは、一度、掛けられて、逃げた蛸は非常に用心深い。




 いっぺんに乗らず、手で、抑えて様子を見ている。

そんな時は早合わせをせず、遅合わせをする。

じれったくても仕掛けに乗るのを待たなければしょうがない。




 若い蛸は餌を見るとすぐ、がばっと乗るけど、

そんな蛸は非常に用心深いから、じっと待つしか手がない。

だけど、釣れたら、大物が多い。私も何度も逃がしたことか。』とこたえた。




 話おわって、竿を持ったが、直射日光、なにしろ暑い。

次の潮変わりまで待とうかなと思たけど、予定表とはずれて、

15時過ぎになりそう、とても待ちきれない。




 熱中症になったら、かなわんので、ここらで、切り上げ、納竿。12:05

またの楽しみといったところ。

無理をしょうまい。




本日の釣果:800g、1杯。





今年釣った真蛸の総数;17杯


今年なくした仕掛けの総数;5個








 
  







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コメント

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Re: No title

   にゃーちゃん 様


 こんばんわ。

この日はタコはなかなか渋かったです。

長~い時間かけて、やっと1杯釣れただけです。



 日差しが戻れば、暑いばかりで、

熱中症の危険性もあるので、早々に釣りをやめました。

サドル、とんでもないものが、放り込んであります。



 いわゆる、ごみを捨てているわけです。

海を自ら汚しているわけです。

勘弁してほしいです。

No title

こんにちは。
無事に大物1匹GETできましたね♪
まだまだ釣りたくても 熱中症にはなりたくないですからね。
早く引き上げて正解ですよ。
産卵期前に沢山大物GETしておきたいですね。
次もまたガンバって下さいね。
タコが釣れるので綺麗な海だと思ってましたが
サドルが出てきたり とんでもないものが沈んでるんですね。。。ビックリです!